ホームページリニューアルを成功させるためのケーススタディ

そろそろうちもホームページをリニューアルしたい。スマホでも見たい!求人応募を増やしたい!ブログもいいね!とにかくカッコ良く!アクセス増やせ!予算はないけどね!!
そんな無茶な要望がたくさん降り注がれてお困りのご担当者様に、今日はこんなお話をさせていただきたいと思います。

載せる情報は?どんな順番?ページ数は?毎日原稿や写真を準備するために関係部署との調整に追われ、普段聞いたこともないようなインターネットの専門用語に翻弄される毎日。
たくさんの時間・エネルギー・お金を使い、ようやく完成したホームページを見た上司から「前と何が違うんだっけ?」と冷たいひと言。その理由はただひとつです。

リニューアルの目的が
明確じゃないから!

リニューアルをどう評価してよいのかが周囲に理解されていない、というのが問題ですね。これではまさに時間・エネルギー・お金のムダ。

ホームページのリニューアルを行うためには、今どんな課題を抱えているのかを洗い出し、決裁者と事前に共有しておくことがとっても大切。解決したい課題とちゃんと向き合って、価値あるホームページリニューアルを実現しましょう。
あなたは今回のホームページリニューアルで、一体どんなことを目的としますか?3つのケースを例に検証してみましょう。

CASE01
スマホにちゃんと
対応させたい

図表1

今や企業のホームページを見る人の「7割以上がスマートフォン」というのをご存知ですか?

どんなにパソコン画面で見栄えを良くしても、そのほとんどが「パソコンでは見ていない」という現実があります。一定の年齢を迎えた幹部クラスの方だと、過去の経験に縛られてこういう事実がなかなか理解できないといったようなお話もしばしば。

2011年では14.6%だったスマホの個人保有率は、2017年には60.9%にまで増えました。2018年版 情報通信白書(総務省) では、スマートフォン市場について「普及を遂げた」という言葉が使われているほど。10年前には考えられなかったこの状況を、もはや無視することはできません。

図表1

一度作ったら3年は継続使用できたホームページのデザインは、今やデバイスの変化やインターネットテクノロジーの進化に合わせて、やむを得ず変化し続けなければならない状況になっています。スマートフォンへの対応はまさにその筆頭ですね。

スマートフォン対応が遅れているホームページは、デザイン性そのものが劣化しているだけでなく、「拡大縮小に対応していない/文字が小さい/ボタンが小さすぎて押せない」などの不具合が、意図せず閲覧者を困らせてしまっているかもしれません。みなさんも経験ありますよね。

イラスト

せっかくホームページを訪れてくれたのですから、これを逃す手はありません。そのためにも、スマートフォンへの対応は欠かせないですね。

実は、スマートフォンに対応させるためのデザインにはちょっとしたコツがあります。レスポンシブデザインという言葉で簡単にデザイン表現を片づけてしまうことなく細部までこだわったサイトづくりを推奨したいと思います。

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CASE02
毎年の更新費用を
見直したい

イラスト

「リニューアル費用の相場がわからない・・・もしかしたら今の更新費用は適切じゃないかも?なんて不安いっぱいのご担当者様が飛びつきたくなるのが格安のパッケージプラン。検索すれば出てくるような「年間運用含めてなんと〇〇〇〇円~!」という驚きの価格に目を奪われます。

でも、ちょっと立ち止まってみてください。その格安パッケージプラン、本当に御社の希望を叶えることはできそうでしょうか。ホームページ制作は「予算は少ない」という枕詞がついてまわることが多いのですが、格安パッケージプランなら最初はとても安価に制作できます。これはとても魅力的。

でもこのご時世、安いモノには必ず理由があります。

例えば、ページ数に制限がある/希望するレイアウトに対応できない/更新作業や修正に時間やコストがかかる…なんてこともよく聞こえてきます。また、必要としていない機能がやたらついている/逆に欲しい機能が追加できない…など、リニューアルの要望を邪魔する思わぬ状況が待ち受けているかもしれません。

このように、費用だけで依頼先を選んでしまうことには一定のリスクがついてまわります。では、予算が限られていると本当に希望するリニューアルができないのでしょうか。

予算に合わせた
リニューアルは
不可能じゃない!

イラスト

限られた予算を有効に使うことはもちろん可能です。そのためには十分に考え抜くためのプランニングというプロセスがとっても重要。本ページの導入部分で登場した「リニューアルの目的」に合わせて、本当に必要な機能を十分に精査することで、はじめて正確なコストを算出することができます。たとえいくら安くても、要らないものにまでお金を払うのって、とってもナンセンスですものね。

また、ご要望のデザインや仕様について十分に考慮することができるため、一気通貫で思いを形にすることが可能です。もしかしたら、コスト以上に魅力的なところってこういう点かもしれませんね。

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CASE03
求人応募を
もっと増やしたい

イラスト

「人材は欲しいが、欲しい人材はなかなか見つからない。求人サイトへの掲載費用や紹介手数料もバカにならない・・・

売り手市場と言われて久しい採用マーケット。リクルート社の最新情報では新卒求人倍率は1.83倍(2020年卒)となり、売り手に有利な状況が続いているものの、実は「12人に1人は就職も進学もできていない」などの格差が生まれている事実をご存知でしょうか。

図表2

これだけ求人倍率が良くても就職先が決まっていない人がたくさんいらっしゃるのは、需給ミスマッチが起こっていることが原因です。その理由は「大手企業や人気企業はいつまでも超買い手市場」であるということ。

優秀な学生さんほど大学入学後すぐに社会に興味を持ち、自分から進んで企業のホームページをくまなくチェックしています。学生の半数以上(66.3%)が、企業研究をする際には就活サイトではなく、企業の公式ホームページから情報を仕入れています。

図表3

空き時間を使ってスマホなどで気軽に情報収集している学生さん(就活生)にとっては、企業ホームページに掲載されている質と量こそが、企業イメージを決定づける有効な情報源となっています。
志望動機となる情報に「いかに速やかにアクセスできるか」は重要なポイントとなることは明らかでしょう。ここで、学生さんが企業選びの軸として挙げているポイントに目を向けて見ましょう。

図表4

企業選びの軸は、景況感や時代背景によって変動します。みなさんが就活していたあの時代とは異なる印象だったりするのはそのためです。また、現在の就活は親御さん(保護者)の承認が大きく影響します。学生さんを送り出す親御さんが満足できる情報・見せ方にもちょっとした工夫が必要です。

これらについて、十分な「質と量」が担保されているホームページを構築できた時点で、ようやく大手企業や人気企業と戦うためのスタートラインに立つ事ができます。逆に言えば、これらが実現されなければ、就職先企業としての検討の土俵に乗ることすらできていないと言えるでしょう。

少しでも優秀な学生さんに、少しでも多くアピールするためにも、時代に求められている情報をしっかりと発信していくことが重要です。そのためには、単にリクルート用専用ページを作るだけでなく、基本情報ページを見直していくことも時には必要です。

イラスト
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