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「女子力の高いデザイン」
って何ですか?

広告制作においてクライアントから「女子力高めのデザインでお願いします」というご依頼いただくことが良くあります。女性ターゲットの広告をつくる場合、女性の目にとまる広告、女性に響くデザインを生み出すことは大切ですが、この「女子力」という言葉には、意外な落とし穴もたくさんあります。ここでは長年広告制作に携わる私たちの経験を元に、女性の心をつかむ広告についてご紹介いたします。

女子力は十人十色

まずは下の広告を見てください。あなたは、どの広告が女子力が高いと感じますか?できればお隣の同僚や友人とご一緒にご覧ください。

どの広告が一番女子力が高いと感じましたか?おそらく人によってその答えは異なると思います。その理由は簡単です。性別や年齢はもちろん、趣味嗜好や流行など様々な要因で「女子力」という言葉のイメージは変化していきます。これを理解した上で「女子力高めのデザインでお願いします」というご依頼を振り返ってみると、「誰にとって一番女子力高め?」という疑問が浮かび、ご依頼が急に難しい課題へと変わっていきます。
しかしその答えをカタチにするのが私たちのお仕事です。そこで私たちが女性向け広告をつくる際に、大切にしている3つのポイントをご紹介します。

女性の心をつかむ3Point

01.ペルソナを設定する

ご存知の方も多いとは思いますが、広告制作におけるペルソナの設定は、非常に重要です。「ペルソナ」とは、商品・サービスを利用する顧客の中で最も重要な人物モデルのことです。実際にその人物が実在しているかのように、年齢、性別、居住地、職業、役職、年収、趣味、特技、価値観、家族構成、生い立ち、休日の過ごし方、ライフスタイル……などリアリティのある詳細な情報を設定することで、目指すべき広告の方向性を明確にし、制作関係者間の認識を統一することができます。商品開発やマーケティングで良く語られるこのペルソナを、広告デザインでも大切にすることが「女子力」への第一歩となります。

02.クライアントの感性を探る

ペルソナと同じくらい大切にしているのが、クライアントの「女子力」に対する感性(イメージ)です。実際女性向け広告の担当者様が、男性というケースは多々あります。私たちがつくる広告は、大前提として広告担当者様に評価をいただかなければ、ペルソナに届けることはできません。さらには、上司の方が男性のケースもあり、どれだけペルソナを明確にしても感覚部分でのズレが生じるリスクはますます高まります。ご担当者様が上司の方の説得に悪戦苦闘されるお話もよくお聞きします。これらの苦悩を軽減するためにも、まずはクライアント(ご担当者様や上司の方)の感覚を可能な限り探ることから始めていきます。

03.男性スタッフを必ず入れる

「全て女性スタッフなのでご安心ください!」とアピールする広告会社もありますが、当社では男性スタッフを必ずメンバーに加えるようにしています。意外かもしれませんが、そこには理由があります。広告制作のデザイナーは、可能な限りペルソナに近い女性デザイナーが担当しますが、クライアントのご担当者様や上司の方が男性の場合、その方々と「女子力」を共有するためには、男性の目線や思考を理解することは必要不可欠だと考えています。関わる全ての人の「女子力」への認識を統一し、ベストな広告をペルソナに届けるためには「男子力」も大切なチカラとなります。

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Our Success Story

ここでは日々広告デザインを生み出す女性デザイナーを中心に、広告制作の裏話をご紹介いたします。

デザイナーときどき
コーディネーター

女性を惹きつける大切な要素の一つに写真があります。最近は「映える写真を!」なんてご要望も多くなりました。デザイナーとして撮影に立ち会う事も良くありますが、そんな時の私は自称「デザインのできるコーディネーター」です。先日はインテリア家具の建て込み撮影で、小物のセレクトから壁紙や床材のセレクトまで、隅々までコーディネートさせていただき、私自身の充実感は最高潮!お客様にもとても喜んでいただき素晴らしい写真が出来上がりました。
もちろんプロのコーディネーターが参加することも多くありますが、そんな時も女性ならではの目線や気配りで色々と意見させていただき、女性心を射抜く写真・デザインをいつも意識しています。

私 VS クライアント。
勝負の行方は・・・

Webサイトのコンバージョンアップに向け、デザイナーの私とお客様の意見が食い違った時のお話です。ママ向けサイト用に配信するディスプレイ広告のデザインについて、お客様は「今どきの女性が好むニュアンスカラー中心の柔らかいデザインで」という要望に対し、私は「目を止めるインパクトカラーがもっと必要」と意見は対立・・・(もちろん笑顔で楽しく、でも真剣に対立です!)A/Bテストで2つのデザインを配信し、どちらのデザインが成果につながるかの勝負をすることに。(内心はドキドキです)結果的には、2週間の運用で私のデザインのコンバージョンは、何と5倍!!!(やった!)デザイナーとして、そして女性としての感覚を信じたことで、お客様からも大きな信頼を得ることができました。

女性だけでなく、
男性目線をプラスして。

某大手企業の求人系広告コンペでのお話です。
出産・育児で仕事をお休みしていた主婦の復職を目的とした広告表現において、周りの女性スタッフの体験談を元に、「リアルな今」と「輝く未来」が伝わる広告を制作しました。周りの女性陣からは「分かる〜」と共感、男性陣からは「この表現や発想は男性にはできないな〜」といずれも高評価。しかし男性営業が「クライアントは男性陣が多いから、デザイン表現だけでは負けるかもな」と一言。そこで急遽男性を中心としたマーケチームを招集し、社内・社外のターゲット層へのアンケートを実施、それをまとめ提案に添えたことで、お客様からも高い評価をいただき、無事コンペに勝つことができました。女性向けの広告でも、男性目線をチームに加えることの重要性を改めて感じる出来事でした。

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